木賀設計事務所

ごあいさつ

建築家の仕事とは何をする人ですか?
建築の設計士は認知度が高いが、建築家とはどんな仕事をしているのかよく聴かれる事が多く、その都度説明をしている有様であるが、一口で言えば建築の設計と監理を専門でやる人たちの集団であり、弁護士や税理士・司法書士等と体質はよく似てはいる。
施主と施工業者に対し中間的立場で設計・監理を行い検査後に完成・引渡、業務終了と、仕事的には設計士と同じような仕事ではあるが、内容が違うところを付け加えるならば、建築家は設計の前段に施主から建物を建てる以前の話を聞き取り助言し、時には事業の中止にもなる結論を出すこともある。
設備投資をする事業が採算の伴わない建物は止めるべきであり、施主と同じ立場に立って思考し、リサーチし、助言できるように調査研究を丹念に行い準備する。その事の繰り返しにより次期事業展開による失敗の無い体制作りができる。
企業の事業用途により専門の建築家が生まれる。
銀行建築、病院建築、商業建築(スーパーマーケットやコンビニエンスストア)、分譲集合住宅、宗教団体の寺社仏閣等の特殊用途を成相にして専門化にしている建築家も多くいる。
創業者(相談役) 木賀輝信

木賀設計事務所の取り組み姿勢

まず土地を見て、そこに見合う建物を将来ここがどう変化していくかも考慮して可能な限りの調査と分析を行い、大量生産型ではない、個性的建物を造りたい。
小倉南区曽根新駅前通り、八幡黒崎駅前通り、最近は大病院があちこち建てられ、そこを中心に都市が大きく展開していく。
何かの核を中心に鉄の町八幡、炭鉱の町北九州市は、橋の町、レトロの街、学園都市、大病院を核として街並みや商店街も変化し、さらに最近は自動車の町(苅田町・若宮町)ハイテクの町、老人福祉の町(大病院が改築された)北九州市でもよいと思う。

事務所の特徴

少数精鋭主義を持論にCADにより2人1組を構成し、施主の立場を理解しマンション等の建物に対してはコスト面での努力と施主の採算計算に参加するよう心掛ける。
民間の仕事では、特に監理業務を重視して設計の意図した通りに現場が仕上がるように気を配る。
特に建物の基礎部分を最重点にボーリングの調査資料を重んじ、民間では軽くみられる箇所を施主の理解を求めて施工するように心掛ける。